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zoom RSS アルゴリズム戦記21話の要約

<<   作成日時 : 2015/05/09 02:52   >>

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アルゴリズム戦記21話
飯箸先生の授業

MMLののち、筆者は様々な仕事をやった。中でも少し変わった仕事があったようなのでそれを紹介する。
 平成4年〜5年の時のこと、とある証券会社からの依頼である。
 ある巨大な証券会社が必勝のアルゴリズムを作り出した。これを使用すれば、毎日莫大な利益がでる。そこで当時業界最大手のとある会社にプログラムの作成を発注した。ところがその計算があまりにも難解だったため、天文学的計算量となり、計算が不可能となってしまった。試しに計算を簡単にしてコンピュータで計算してみたところ、13日かかったということである。翌朝の取引に間に合わなければ意味がないのに、13日もかかっていては意味がない。
 そこで筆者の会社に依頼が来た。依頼は「計算がせめて半日以内に終わるようにアルゴリズムを整えてくれ」とのことであった。筆者は試行錯誤の末、これを7時間にまで計算時間を減らすことに成功した。
 ところが証券会社の担当者は筆者の方法に反対した。筆者は証券会社の担当者の指定した方法と違う方法でるアルゴリズムを改良したのである。担当者は東大工学部出身で,彼の知っている方法が正しいと譲らない。そこで実際に筆者と担当者の方法を2週間後の取引で比べてみたところ筆者のほうが正確であった。筆者のほうが圧倒的に早く、正確だったのである。
 すると担当者は苦し紛れに7時間ではだめだ、3時間以内にしろと難癖をつけてきた。そこでさらに筆者が知恵を絞ったところなんと1分以内に終わらせることができるようになった。しかし、それを担当者に報告しても担当者は不機嫌であった。彼の方法が正しいと頑として譲らない。挙句の果てに「あんたはどの大学出なんだよ」という意味不明な発言を始めるが、「同じ大学です(筆者も東大出身)」と答えると、今度は担当者の学部のほうが上ということをほのめかすような発言を始めた。面倒くさくなった筆者は「どなたにでもこのアルゴリズムを調べてもらってください」と言って帰った。ところが何日たっても連絡がない。
 友人のつてを使って筆者が調べたところどうやら支払いが済んでないのに、筆者の改良したアルゴリズムはすでに使われているらしかった。プログラムは1日5億円ほど稼いでいるらしい。友人の話によると、例の担当者はトラブルメーカーらしく、こういうことはよくあるらしい。
 3日ほどすると、女性オペレーターらしき人からプログラムの入力改良を求める電話があったので、支払がないので契約を解消させてほしいと伝えると、半泣きになりながら止められ、月末には数百万円が振り込まれていた。その後契約書に捺印し契約は完了した。ちなみに、契約した翌年には例の担当者は退職していたようである。
 その後7年ほどこのプログラムは使われたが、次第に市場が変化していき、使用は打ち止められた。

 なお、2005年、この巨大な証券会社は違法な取引が監督官庁から摘発されて事業廃止になり外資に買収された。

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