アルゴリズム戦記19話の要約

アルゴリズム戦記19話
飯箸先生の授業

さて、前章でも多少触れたが、筆者が生み出した新システムについて詳しく説明しよう

(1) 物理的な通信について
当時、コンピュータはホストコンピュータと端末の二種類が存在してはいたが公衆回線を使っての汎用的かつ対等なコンピュータ同士のネットワークは存在していなかった。筆者が欲したのは対等なコンピュータ同士の公衆通信であった(MML)。これは、HDLCプロトコルを利用するユーティリティを使用することとなった。
(2) アプリケーション上の通信について
1)最新情報の共有
できるだけ小さなデータをコンピュータ同士で行き来させることで、ホストコンピュータとパソコンで最新情報を共有し、協調的動作をさせる。
2)表の表示とグラフの表示
   表やグラフの表示をホストコンピュータではなく端末に処理させる。もとも           
   端末のほうが表やグラフの画像処理が得意なうえ、ホストコンピュータから
   端末へのデータも何千倍も小さくなる

当時としては考えられない高パフォーマンスにスタッフたちは感激した。筆者に情報処理学会から講演の招待が来、しばらくの間、筆者はコンピュータ業界で有名人であった。
数々の有名企業を相手にデモや講演を行った。
 ところがそのため筆者の会社は零細企業であったため、講演の出費がかさんでしまった。そのことをあまりよく思ってはいなかった筆者に対し、システムを共同開発した会社が、筆者を招いて大きな宴会を開き、表彰状を渡してくれた。昭和63年4月4日のことである。
 
 MMLタイプのシステムはその後次々に開発され、1991年3月マックスファクタが事実上倒産するまで続けられた。

参考資料

http://shyosei.cocolog-nifty.com/shyoseilog/2008/01/mml319_7465.html

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